第1話「限界オタク、出戻る」
2年前ぐらいに推しの仕事を追っかけるのをやめてから完全にあがったと思った若手俳優追っかけ業に出戻りました。限界オタクです。出戻り記念にはてブでもやるか〜と思って登録してみました。特に大した内容書きませんけどよろしくお願いします。
●自己紹介
20代前半の地方在住社会人です。
給料は特別良いわけじゃない。平均ぐらい。時々残業しなきゃいけないときもあるけど基本定時退社が当たり前で有給ガンガン取っても何も言われない緩い会社で働いてます。オタク業やりやすい。
●前推しとの出会い
大学に入って始めて与えられた膨大な自由時間を持て余したオタクは昔読んでハマらなかったテニスに再会。結果ドハマりしミュにも手を出し始めそこで推しに出会いました。
始めは特に何も思わないどころか好みの顔がいなくてピンと来なかったんですけど、偶々読んだブログに書かれていた仕事に対する姿勢とか考え方に衝撃が走って、「この人、応推せる」という衝動に駆られる。
あとはもう転がり落ちるように次のお仕事のチケットを確保し、生まれて初めて一人で東京に行ってお芝居を拝見しました。
某ミュがきっかけで前推しのことを知ったんですけど、追っかけようって思った時には某ミュの仕事終わってて。だから実を言うと某ミュの公演に出てる推しを知らないっていう。初めて見たのもストプレでした。いやー面白かったなー。
●前推しを降りたきっかけ
別に推しに対して何かあったわけじゃないんですけど単純に自分が推しの現場に入るのに疲れを感じたのが原因。
推しの仕事は見たいし、見るのも楽しいけど同担嫌いを拗らせすぎた結果現場入るのがいつの日か精神的苦痛になってた。
所謂イケメン俳優じゃなかったせいか、ミュの仕事終わってから一気に追っかけオタクが減ったんですよ。それ以降もストプレのお仕事ばっかだし、必然的に新規が全然増えなくて。
そしたらまあ現場には毎回同じ顔ぶれが集まるわけで……徐々にあのアカウントの人がこの人って特定できるようになってくるんですよね。毎回同じだから。
別に私は同担拒否じゃないんですけど、とにかく同担に推しの応援スタンスが違う人間が多すぎたんですよ。推しのことサイコパスじゃんとか言ってるクソ女がいたりとかdisり愛上等みたいなクソ女とか茶の間とか。まあ茶の間は同担ですらないと思ってるんですけど。
とにかく地獄みたいな同担が多すぎて知らず知らずのうちに同担拒否を掲げて関わるのをやめるようになりました。だからそんな応援スタンスの違いクソ女が「私推しのこと分かってます」みたいなドヤ顔で現場で語ってるの聞くのがしんどすぎて。思い出したらまたしんどくなってきた。あのクソ女まだ現場入ってんのかなあ。入ってるんだろうなあ。
あとは同担の同担拒否がすごい待ち厨で推しが普通に待ち対応してる事実を知ってしまったのもでかいかも。でもその同担めっちゃ可愛くてしかも同担の目から見ても太客だから、所謂推しのオキニだったんだろうな。
でも仕事にしっかりしてる推しだからこそ待ちが禁止されてる現場での待ちに対応してるのがしんどかった。結局推しにもしんどくなってんじゃん。
そんな感じで色々あったときに久しぶりに二次元ジャンルに触れて、二次元ジャンルってこんなに精神的に楽なんだ……と思って新しいコンテンツに金と時間を割くようになりました。久しぶりに同人活動したりしてね。気づけば推しの現場からフェードアウト。
案外あっさりあがれるんだなあって思った。あんなに推ししかない毎日送ってたのに。ツイートは誰より先に確認してリプライ送ったりブログにだってコメント書いてたりなんかもう毎回が推しばっかだったのに。
自分の薄情さにちょっと悲しくなったりもしたけど、もうあんなクソみたいな同担女たちのいるとこに行かなくていいんだって思うと少し心が軽くなったのも本当だった。もちろん同担にもいい人とか仲良くしてくれた人もたくさんいるけどね!
9割ぐらいは嫌いだったから仕方ない。
●今推しとの出会い
単純にハマってたジャンルの舞台化で推しキャラやってて興味湧いた。ほんとただそれだけ。
キャスト発表された時とかキャラビジュ出た時はそこまで何とも思わなかったけど実際に見たらあまりに顔が好みすぎてダメだわ〜ってなった。
でもまだ前推しに若干の執着があったし、前推し以外に推しを作りたくないという謎の拘り(?)があったから絶対落ちないからなって牽制してたけど無理だった。
まずフレッシュさが無理。まだデビューしたてで芸歴短いんだけど、だからなのかお芝居楽しいです!ってすっごく伝わってくる。それだけでもう可愛い。応援したくなる。
あと本当に人柄がいい。しっかりした両親に愛情を持ってすくすく育てられたんだなっていう育ちの良さを感じる。実際両親が好きみたいでお母さんと二人で遊びに行ったりお父さんとご飯行ったりしてる。仲良しだね。
一度共演した人の舞台は時間がある限りしっかり見に行くし、共演者からも可愛い可愛いと可愛がられてるし。接触イベの時とか対応が神すぎてびっくりした。所謂神対応とはちょっと違うんですけど、オタクにかけてくれる言葉とか、ちょっとした所がすごく育ちの良さと本人の人の良さが出てて、そういった意味での神対応だった。
あと何より顔が好きすぎ。これはでかい。
そして限界オタクは追っかけ業に出戻りしました。推しのお陰で毎日楽しい。
でもやっぱり今の現場でも同担のこと好きになれそうにないからどうしたらいいんだよほんと。